四国志すぺしゃる ~酒池肉うどん戦記~攻略
四国志すぺしゃる ~酒池肉うどん戦記~攻略
今回はレビューではなくクリア後のおもにゲームバランスについての感想です。

ツイッター等での前評判から非常に高難易度であると身構えがちになってしまいますが、以下のように四国統一までを4つの段階に分けて順序立てて作戦を勧めていけば、攻略は簡単です。
1、徳島県の侵攻を防ぎながら旧香川県地域を反乱軍から奪回
坂出市(マップ最北端)を奪回した以降は、電力の供給が復活して財政が立ち直って行きます。
香川県の首都(?)である高松市は序盤から徳島県によるしつこい猛攻を受けますが、地域振興で防御陣地を一回でも強化していればなんとかもちこたえられます。
少し時間が経過すると、高知県が北上してきて徳島県と喧嘩をおっ始めるため、高松市への攻撃が和らぎます。
このチャンスを見計らって戦力を蓄え、反乱軍支配地域を奪回して香川県をもとの形に戻していきます。
幸い、愛媛県は攻撃を仕掛けてこないため、愛媛県支配地域と隣接している四国中央市の軍備をカラにしておいても大丈夫です。
2、徳島県と高知県の喧嘩が飛び火しないように軍備を完成させる
このゲームのAIの仕組みは詳しくはわかっていませんが、徳島県や高知県は複数の都市から同時に攻めれば勝てそうであっても
出発元の都市より兵力の多い都市へとは攻め込もうとしません。
そのため、十分な軍備を県境沿いに配置できれば徳島と高知はお互いを主敵とするようになります。
両者が喧嘩しあっているうちに隙を見て領土のつまみ食いを進めていきます。
ここで気をつけておきたいのが、徳島県と高知県が財政破綻しても各都市に配置していた軍備は解散されずにそのまま反乱軍化してしまう事です。
反乱軍化すると自領におびき寄せて叩いて戦力を漸減するという方法が取れなくなってしまうので、できれば財政破綻される前にケリをつけましょう。
なお、ヒロイン発見イベントはお遍路ミサイルが格安で買える貴重なタイミングのため、できればお遍路ミサイルをもらいましょう。
3、阿南市の制圧
阿南市(マップ最東端下)を制圧すると高松市で反乱軍が蜂起するイベントが発生します。
反乱軍の大部分はヘリコプター部隊であり、蜂起に備えて周辺地域に軍備を展開したのち、阿南市を制圧しましょう。
この時、阿南市の解放が愛媛県との開戦と同時にならないように気をつけてください。
愛媛県の猛攻を防ぎながら高松市を反乱軍から奪回するのは極めて困難です。
もし、徳島県や高知県が阿南市に立て籠もって最後の抵抗をしているようであれば、隣の都市の軍備をカラにして誘い出し、阿南市を制圧してから高松市の反乱イベントを発生させ、同市を開放してから残敵にトドメを刺しましょう。
ここまでが30ターン目前後でできれば安泰です。
※なお、愛媛県からの宣戦布告のフラグが
1、香川県が愛媛県以外のすべてのエリアを支配した
2、高知県と徳島県が消滅した
のどちらなのかは検証していないため、徳島県や高知県が勝手に財政破綻したせいで愛媛県と開戦してしまう可能性もありえます。
追記
愛媛県は愛媛県以外のすべての地域が高知県によって支配された時点の次のターンにのみ宣戦布告してくる事がわかりました。
そのため、高松市が反乱軍に奪われたのちも、愛媛県は高松市を奪還するまで待ってくれます。
したがって、気をつけなくてはならないのは徳島軍や高知軍が健在なうちに阿南市を占領してはならない、ということです。
4、愛媛県との開戦
愛媛県は隠し持っていたとてつもない規模の軍団を投入してきます。
これはまったく正体不明の勢力ですが、おそらく広島あたりからの援軍ではないかと考えておけばなんとなく納得いくと思います。
(作者の武藤FPさん曰くこの世界観の広島県は単独で四国全体より軍事力がある)
まともに戦ったのでは勝てるはずもなく、発電所のある四国中央市は死守する必要がありますが、
高知県旧支配地域はほとんど旨味がない土地のため、高知市さえ奪われなければその他はあっさり明け渡しても問題はありません。
ちなみに、AIは侵攻先の軍備の規模に関わらず全力で攻めてくるため、交戦するふりをしてさっさと明け渡して後退すれば
愛媛県の保有燃料をどんどんと削ってゆく事ができます。
後退戦術を展開してゆくと同時にやらなくてはならないのが、愛媛県の内政への打撃です。
愛媛県の人口は松山市に集中しており、これまでに入手したお遍路ミサイルを集中的に松山市へ投入します。
この時、お遍路ミサイルは全弾使い切らずに、こちらから攻めるときに地域振興をリセットして防御陣地を無効化するときのために1~2発起こしておきます。
松山市の人口が半分程度まで減れば、愛媛県はわずかな人口で過大な軍備を支えなくてはならなくなるため、
緒戦で香川軍を圧倒しても士気の崩壊が進展し、攻める気力を失っていきます。
(AIは財政が赤字になると侵攻ができなくなる?)

▲タイミリミットは過酷だとは言われるものの、70ターン目に突入しても香川県の財政はまだ黒字である。
ちなみに、北海道舞台で似たようなものが作れないかとちょっと考えたことがあったのですが、
実はすでにもうRPGツクールXPで作っていた方がいました。
北海史


開始早々委任してもクリアできてまうほどSLGとしてはかなり大雑把で要素が少ない作品なのですが、
四国志と似たようなものを作りたいと考えている人には何かのヒントになるかもしれませんね。
>四国志開発元の日本戦争ゲーム開発へ
>北海史をふりーむ!でダウンロードする
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今回はレビューではなくクリア後のおもにゲームバランスについての感想です。

ツイッター等での前評判から非常に高難易度であると身構えがちになってしまいますが、以下のように四国統一までを4つの段階に分けて順序立てて作戦を勧めていけば、攻略は簡単です。
1、徳島県の侵攻を防ぎながら旧香川県地域を反乱軍から奪回
坂出市(マップ最北端)を奪回した以降は、電力の供給が復活して財政が立ち直って行きます。
香川県の首都(?)である高松市は序盤から徳島県によるしつこい猛攻を受けますが、地域振興で防御陣地を一回でも強化していればなんとかもちこたえられます。
少し時間が経過すると、高知県が北上してきて徳島県と喧嘩をおっ始めるため、高松市への攻撃が和らぎます。
このチャンスを見計らって戦力を蓄え、反乱軍支配地域を奪回して香川県をもとの形に戻していきます。
幸い、愛媛県は攻撃を仕掛けてこないため、愛媛県支配地域と隣接している四国中央市の軍備をカラにしておいても大丈夫です。
2、徳島県と高知県の喧嘩が飛び火しないように軍備を完成させる
このゲームのAIの仕組みは詳しくはわかっていませんが、徳島県や高知県は複数の都市から同時に攻めれば勝てそうであっても
出発元の都市より兵力の多い都市へとは攻め込もうとしません。
そのため、十分な軍備を県境沿いに配置できれば徳島と高知はお互いを主敵とするようになります。
両者が喧嘩しあっているうちに隙を見て領土のつまみ食いを進めていきます。
ここで気をつけておきたいのが、徳島県と高知県が財政破綻しても各都市に配置していた軍備は解散されずにそのまま反乱軍化してしまう事です。
反乱軍化すると自領におびき寄せて叩いて戦力を漸減するという方法が取れなくなってしまうので、できれば財政破綻される前にケリをつけましょう。
なお、ヒロイン発見イベントはお遍路ミサイルが格安で買える貴重なタイミングのため、できればお遍路ミサイルをもらいましょう。
3、阿南市の制圧
阿南市(マップ最東端下)を制圧すると高松市で反乱軍が蜂起するイベントが発生します。
反乱軍の大部分はヘリコプター部隊であり、蜂起に備えて周辺地域に軍備を展開したのち、阿南市を制圧しましょう。
この時、阿南市の解放が愛媛県との開戦と同時にならないように気をつけてください。
愛媛県の猛攻を防ぎながら高松市を反乱軍から奪回するのは極めて困難です。
もし、徳島県や高知県が阿南市に立て籠もって最後の抵抗をしているようであれば、隣の都市の軍備をカラにして誘い出し、阿南市を制圧してから高松市の反乱イベントを発生させ、同市を開放してから残敵にトドメを刺しましょう。
ここまでが30ターン目前後でできれば安泰です。
※なお、愛媛県からの宣戦布告のフラグが
1、香川県が愛媛県以外のすべてのエリアを支配した
2、高知県と徳島県が消滅した
のどちらなのかは検証していないため、徳島県や高知県が勝手に財政破綻したせいで愛媛県と開戦してしまう可能性もありえます。
追記
愛媛県は愛媛県以外のすべての地域が高知県によって支配された時点の次のターンにのみ宣戦布告してくる事がわかりました。
そのため、高松市が反乱軍に奪われたのちも、愛媛県は高松市を奪還するまで待ってくれます。
したがって、気をつけなくてはならないのは徳島軍や高知軍が健在なうちに阿南市を占領してはならない、ということです。
4、愛媛県との開戦
愛媛県は隠し持っていたとてつもない規模の軍団を投入してきます。
これはまったく正体不明の勢力ですが、おそらく広島あたりからの援軍ではないかと考えておけばなんとなく納得いくと思います。
(作者の武藤FPさん曰くこの世界観の広島県は単独で四国全体より軍事力がある)
まともに戦ったのでは勝てるはずもなく、発電所のある四国中央市は死守する必要がありますが、
高知県旧支配地域はほとんど旨味がない土地のため、高知市さえ奪われなければその他はあっさり明け渡しても問題はありません。
ちなみに、AIは侵攻先の軍備の規模に関わらず全力で攻めてくるため、交戦するふりをしてさっさと明け渡して後退すれば
愛媛県の保有燃料をどんどんと削ってゆく事ができます。
後退戦術を展開してゆくと同時にやらなくてはならないのが、愛媛県の内政への打撃です。
愛媛県の人口は松山市に集中しており、これまでに入手したお遍路ミサイルを集中的に松山市へ投入します。
この時、お遍路ミサイルは全弾使い切らずに、こちらから攻めるときに地域振興をリセットして防御陣地を無効化するときのために1~2発起こしておきます。
松山市の人口が半分程度まで減れば、愛媛県はわずかな人口で過大な軍備を支えなくてはならなくなるため、
緒戦で香川軍を圧倒しても士気の崩壊が進展し、攻める気力を失っていきます。
(AIは財政が赤字になると侵攻ができなくなる?)

▲タイミリミットは過酷だとは言われるものの、70ターン目に突入しても香川県の財政はまだ黒字である。
ちなみに、北海道舞台で似たようなものが作れないかとちょっと考えたことがあったのですが、
実はすでにもうRPGツクールXPで作っていた方がいました。
北海史


開始早々委任してもクリアできてまうほどSLGとしてはかなり大雑把で要素が少ない作品なのですが、
四国志と似たようなものを作りたいと考えている人には何かのヒントになるかもしれませんね。
>四国志開発元の日本戦争ゲーム開発へ
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