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BPが描く「ヒーロー」

BPが描く「ヒーロー」

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▲アリモッコリ王国の後ろ盾を武器に堂々と内政干渉を行うレミリア

レミリアたちがモッコリランド入りするにあたって旗印として掲げる「正義」はいわゆる「勧善懲悪」とはまったく異なる方向性を持ちます。
これから先、モッコリランドでのすべての発生する悲劇はフランを救出する上での妨げにさえならなければ容認できる損害であり、もとより幻想郷の住民でありモッコリランドの住民ではない自分たちには責任はないとします。
こういった方向性により、レミリアたちはある時期までモッコリランドで起こる出来事には受動的に対応してゆくのですが、とある時期から方向が転換してゆくことになります。

パチュリーは自分たちの活動の意義はフランの救出のみであると主張しますが、物語が進展してゆくにつれてレミリアはこの「異変」の本質に気づき始めます。

モッコリランドから幻想郷への「作用」が発生したのはまったくの偶然ではなく、とある理由によって必然的に発生した事でした。
この具体的な内容は、小悪魔(サティロス)が物語の進展とともにモッコリランドについての調査で決定的な証拠を発見するのですが、レミリアはかなり早期から直感的にその必然性を見出します。

レミリアは、フランの救出は最優先目標であるとする一方で、フランの救出がこの異変の「決着」に直結しないと主張します。
レミリアは「モッコリランドに存在する不穏分子がモッコリランドの平和を脅かす限り、モッコリランドは幻想郷への干渉を何度でも行うだろう」と、エクソダスの打倒のみにとどまらない不穏分子の根絶こそが異変の解決策であると考えます。この不穏分子の根絶は、武力によるものと限られません。

ところが、パチュリーは先述の理由からもちろんのこと、咲夜や美鈴もレミリアの飛躍した冒険目標に困惑を隠せなくなります。
レミリアは事あるごとに「助けを乞うものは助けてやれ、歯向かうものは徹底的に叩きのめせ」と言います。
そこには絶対的な善悪の物差しは存在せず、あくまでレミリアの主観と直感に基づいた覇道が広がってゆくのです。

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