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ブラック企業が発生するメカニズム

ブラック企業が発生するメカニズム

本日はツクールともミリタリーともまったく関係のない話題なのですが、備忘録としてちょっとしたレポートを掲載させていただきます。

ホワイトになるかブラックになるかの境界線は「分業化」の可否にある

以前、自分は比較的有給消化率のよい(正規・非正規ともに)企業に在籍していた事があるのですが、これらの企業(の職場)には以下の特徴がありました。

・個々の従業員の仕事の領域が常に明確である
・有給休暇をとった従業員の代わりに業務を代行できる要員がいる

会社と労働組合の都合で強制的に有給を消費させられるケースもかなりあったのですが、それにしても有給の取得についてはかなり恵まれた環境であったと記憶しています。
一方で、有給の取りにくい企業は以下の特徴があります。

・個々の従業員の仕事の境界線が曖昧である
・有給休暇に対応するための要員がそもそも存在しない

ある程度以上の規模の企業は有給を積極的に消費させたほうが対外的にハクがつくので多少コストをかけてでも消費させるのに対して、それ未満の規模の企業ではハクをつけるだとかそういう余裕そのものが存在しないので日常の業務をこなす上で最低限の要員しか配置していないのです。

なぜブラックの残業時間は長いのか

・設備に由来するもの
設備の経年劣化や故障に対して専門の保守要員を配置したり、または設備を買い替えたりする事が難しい

設備の劣化が例え残業時間の肥大化を招くとしても、設備を買い換えるぐらいならば残業代を払ったほうが安上がり

そもそもどの設備・設備が劣化してるだとか本社はろくに把握してない

・人に由来するもの

大企業のように分業化ができないため、従業員一人一人に何でもかんでもできるような少数精鋭の教育方針を取るが
そのぶん「戦力」になるまでに要する経験値や時間が多く、高い離職率のせいで割り振ったリソースは無に帰る。

・サービスに由来するもの
客単価が低い、または客の都合に振り回される

・労働組合が存在しない、あったとしても経営陣の言いなり(黄色組合)である
従業員の経営者と交渉する手段が事実上皆無であり、会社に不満のあるものは会社を去るしか選択肢がない。

・採用活動の激化
従業員を増やして有給を取りやすくしようと思っても少子化で採用できる人間がなかなか集まりにくい。

特定の企業がブラックである場合、そもそもその業界の競合他社はどこもブラックだったりする
飲食が特に代表的

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