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シン・ゴジラ鑑賞

シン・ゴジラ鑑賞



本日約10年ぶりに映画館へ足を運んで「シン・ゴジラ」を観てきました。

本作は全編2時間とそれなりのボリュームとなっています。出だしから東京湾ですでに異変が起こっているのにも関わらずゴジラの動いているシーンがあまりなく、地上に這い上がってきたと思いきやそのゴジラの姿は自分の知ってるゴジラとは全然違い、もしかすると別の怪獣がもう一匹紛れ込んできたのかと勘違い。ところがこの怪獣がれっきとしたゴジラであることがのちにわかります。
一度東京に上陸したゴジラは何を思ったか海の中へ向かって帰っていってしまうのですが、この間から次のゴジラの出現までが結構長く、自衛隊の動きもあまりないです。後半まではあとは政治家同士のあまりにも事務的すぎるやりとりばかりが続き、いびきをかいて寝ている客までいました。
前半からちらほら浮上していたゴジラに対する有効な攻撃方法は後半になってようやく現実的な形にまとまります。
ここからが本作の見どころで、あまり詳細には言及しませんが、移動を停止したゴジラに対して綿密な準備をした上で一斉反攻に出ます。

ゴジラの過去のシリーズにはあまり知識がないのですが、ざっと調べた感じ昭和ゴジラの頃から他の怪獣との対決ばかりになっていたのに対して、本作では人類とゴジラの対決となっているので、初代ゴジラの路線に回帰したように見えます。

説明過多?

自分は怪獣映画に限らず映画全般に大して明るくないのですが、一人のゲーム作家としてこの「シン・ゴジラ」を観て感じたことは「説明過多」ではないか、ということでした。
未確認生物の上陸前から内閣や自衛隊とのやりとりが詳細に描かれていますが、ここにあまりにも時間を割きすぎているがために肝心のゴジラが動いているシーンが短いように感じられ、政府機関の描写もあまりにもリアルさを重視しすぎているがために登場人物が多くなりすぎて把握しきれなくなります。
政府を映画の視点の中心としたことによってこうなってしまったのだと思いますが、もしこれが別の視点(例えば自衛隊中心)で展開されていたら一体どうなったのかなあ、と思います。
兵器の名称や地名もいちいち字幕入りで紹介しすぎていてなかなか目で追える余裕もありませんでした。
自分は関東に住んでいたことがあるので東京の地名は多少はわかるのですが、地方民からみるとちんぷんかんぷんではないでしょうか。

オチも教訓もなし

ゲーム作家としての自分は、主要な登場人物が物語の中で価値観が揺らいだり、葛藤する事が必要だと考えているのですが、
この「シン・ゴジラ」では登場人物のほとんどが多少の葛藤はするものの、あまり個々の人物の心境の変化が描写されることもなく淡々と物語が進んでいきます。
ゴジラの出現の直接的な原因は外国が60年前に投棄して東京湾に流れ着いた放射性物質なのですが、それももう60年も前に不法投棄された放射性物質なので、「放射性物質はこんなに怖い!」というメッセージ性も〈制作側は意識してなさそうですが〉伝わりません。
災害シミュレーションを映像化したというのがこの「シン・ゴジラ」の実際のところで、エンターテイメントや物語としての面白みには欠けるかなあ、と思いました。しかしながら戦闘シーンは白熱のものでした。

なおツイッターで一部の人が騒いでいた「シン・ゴジラでは憲法九条のせいで自衛隊の出動が遅れて東京が壊滅する、反九条のプロパカンダ映画」というようなくだりは一切存在しません。劇中で聞き逃してしまったかもしれませんが、憲法自体に言及してるくだりも一切なく、ゴジラ出現を災害扱いにするか武力攻撃事態扱いするかという議論が行われた際に、超法規的措置として防衛出動が下命されました。

総評
物語性、メッセージ性については一切期待しないでください。前半は政治に関心がないとひたすら退屈です。
後半からは前半までの退屈さから解放されるカタルシスを味わうことができます。
半分寝かけていてもきっと爆音が鳴るや目を覚ましてスクリーンに見入ると思います。
実際自分の後ろのほうでいびきをかいて寝ていたおっさんは戦闘シーンが始まると目を覚ましました。

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