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 『とり飯ブログ』は、同人サークル『イーグリ設計局』の附属ブログです。
 

Warrior Kings

Warrior Kings
設定が魅力的な迷作

さて、本日は久々に洋ゲーの話題です。
本ゲームは10年以上前に購入したものなのですが、現在の環境でも動くためちょこっとプレイしてご紹介させていただきます。
Warrior Kingsは中世ヨーロッパ風の世界観を舞台にしたリアルタイムストラテジーゲームで、歴史モノっぽさを重視した
Age of Kingsなどとは違って魔法やモンスターが登場します。

キャンペーンシナリオでは主人公が教会か古代の神々のどちらと協力関係を結んでゆくか、またはどっちつかずの態度を守り続けるかによって進むルートが変わり、主人公の手駒であるユニットたちも様変わりしてゆきます。
購入当時はハマってやりこんでおり、のちに主人公の行動によって親和性の高いモンスター群が変わるというDepthⅡのコンセプトにも影響を与えました。

Warriorkings (1)

Warriorkings (3)
▲おなじみ騎兵ユニットと投石器。ここだけ見るとよくある中世RTSだが…。

Warriorkings (2)
▲「フォモリアンのけだもの」というモンスターはしっぽを使って岩を投擲し、建造物を破壊する。

問題点

購入当時はあまり意識していなかったのですが、現在の観点からみると非常に問題の多いゲームでした。

・マップスクロールの不便さ
ミニマップをクリックして視点を移動しようにもいちいちスクロールして目的地へ向かう(一瞬で行けない)ため時間がかかるといった具合に、同年発売でほぼ同じ時期に購入したEmpire Earthと比べるとかなりゲンナリする仕様でした。

・ユニットのショートカットキーが無い
Age of Kingsですらほとんどのキーに何らかしらのショートカットが割り当てられていたのに対して
デフォルトのものも登録できるものも何もなく、非常にモッサリしたやりにくいゲームでした。

Warriorkings (4)
▲ゲーム中に挿入されているイベントでは勝手に視点を変えられてしまう事も

・アイドル状態のユニットに敵が接近してきた場合の対処を指示できない
飛び道具のないユニットは遠くから撃たれれば逃げもしなければ反撃する事もなく、
敵が自分の武器で攻撃できるほど接近してくるまで棒立ち…というお粗末なAIも目につきました。

・理不尽すぎるAIの挙動
一部キャンペーンシナリオでは機動性のあるユニットを利用して敵の戦力を小出しに誘い出して漸減してゆく戦術が中心になってくるのですが、
ある部隊に発見されると正反対の方向にいる遠くの敵にまでなぜか発見されたりと、何を基準にしてトリガーのON/OFFが行われているのかまったく不可解なシーンが多々有りました。
また、「帝国軍を待ち伏せして撃破しろ」というミッションでは帝国軍の一部の部隊が主人公の都市までのルートを見失ってハマって立ち往生しており、マップを探してもなかなか見つからないのでこちらから見つけ出して撃破してクリアする羽目になりました。

・わかりにくい説明文
勝利条件の説明が曖昧であったり、付随する要素について「仲間割れを誘え」など「具体的に何をすればいいのか?」と迷う場面が多々有りました。
敵の見張りの騎兵を「仲間を呼ばれる前に殺害しろ」と言われるものの、手持ちの戦力にはどう見てもそのような事は不可能なユニットしかおらず、仕方なく真正面からぶつかっても一応勝ててしまったり、
「主人公を船に乗せろ」という勝利条件の説明に従って船に乗せたものの乗せた部下の人数が足りないためか発進できず、
勝利条件や付随する要素についての説明が非常に不親切でした。
文章はいずれも自然な日本語なので、翻訳のせいではないと思います。

購入当時は物語の序盤に現れる「野蛮なベヘモット」など、中世RTSではなかなかお目にかかれない巨大なモンスターを
やがては従えて人間の軍隊を蹴散らしてゆくというカタルシスを待ちわびてプレイしていたのですが、
プレイ環境があまりにもよろしくないためキャンペーンクリアまで折れそうになるゲームでした。

一方で設定が魅力的なもののゲームプレイは残念…というタイトルといえば去年ご紹介した「Renegade X」がありました。

RenegadeX
RenegadeX (42)
RenegadeX (10)

SF兵器と現代兵器の混成の戦場が好き、という人にはたまらない設定のこのゲーム。
ぱっと見は最新のグラフィック環境のもののようですが、地形に躓いて荒ぶって脱出不可能になるBF 1942を髣髴とさせるような物理エンジンの挙動、野良プレイヤーで集まってオンラインプレイするにはあまりにも複雑なルールと
本作は無料のゲームとして公開されているものなのですが、正直なところ有料でも良かったのでもうちょっと作りこんで欲しかったです…。

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