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 『とり飯ブログ』は、同人サークル『イーグリ設計局』の附属ブログです。
 

とり飯・イーグリ設計局のシナリオ制作史

とり飯・イーグリ設計局のシナリオ制作史
過去のとり飯のゲーム制作におけるシナリオのあり方の変遷について本日はお話していきたいと思います。

創始三作品
CHI-HA FANTASY、Depth、The Generalは「とりあえずRPGツクール2000で動くものを作ってみよう」という動機のもと始めたものでしたが、以降の作品のストーリーの方向性は薄味なCHI-HA FANTASYやDepthではなく濃い味のThe General風が主になっていきます。

Dark of Age
基本的にとり飯ではゲームの制作開始時点ですでにエンディングの展望が決まっているのに対して、
Dark of Ageはその制作開始にあってまったく何のストーリー原案も存在しなかったというとり飯のゲームとしては例外的な存在でした。
そのクライマックスも後にも先にもとり飯のゲームとしては例を見ないものです。

Legend of Tank
Legend of Tankは過去作品でもっとも自己評価の高いストーリーの作品でした。
ワクワクの1頁さんの表情豊かな顔グラフィックには演出面で多大な貢献をしていただきました。

東方鉄飛船FF
東方鉄飛船FFはLegend of Tankとは違い、シナリオがゲームコンセプトに従属する事になりました。
・ミリタリーとのクロスオーバーの世界観である
・紅魔郷から星蓮船までのキャラクターが登場する
・クリアに要するプレイ時間は市販RPGと同等かそれ以下
・メインシナリオはLegend of Tankと同じ時間軸で発生した事件


これらの内容により、東方キャラクターと現実兵器が戦うRPGとSLGの中間のような戦闘を持つ新機軸のRPGとしては成功したものの、シナリオ面では個々のキャラクターの描写が疎かになり、自機勢などの『話を作りやすい』キャラクターにばかりスポットが当たるというキャラゲーとしては好ましくないゲームに仕上がってしまいました。
個々のキャラクターのストーリーでの動かし方も当時はあまりよく把握していなかったため、霊夢が原作のストーリーの進行どおりに道端で出会ったキャラクターをパーティに取り込んでいってしまう進行になってしまいました。
キャラクターの会話はおもに、「○○で戦闘が発生したので急行する」というような「用件の伝達」が多く、Legend of Tankのようにキャラクターが雑談をするなどの「有用な無駄」を疎かにしていました。

とある原作キャラクターが中盤まで悪役の一員として暗躍するのですが、当該キャラクターが嫌いなのかと嫌疑をかけられたこともあり、原作キャラクターの中に一時的にでも悪役を仕立て上げるとデリケートな問題につながりがちなので、この点は少し難しいなと思いました。

東方鉄飛船BP
東方鉄飛船BPでは前作の反省を踏まえて登場キャラクター数の集約によるキャラゲー要素の強化
そしてLegend of Tankと時間軸を共有しない事によるまったく新規のシナリオを盛り込みました。
メインキャラクターには表情の変化が実装され、東方鉄飛船FFで培った戦闘の技術と、Legend of Tank時代のストーリーの作りこみの復興、これらの融合によってとり飯最高峰の作品が誕生すると信じています。

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