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「二つの東方」と「一つの東方」

「二つの東方」と「一つの東方」

東方project二次創作界隈には「二次創作は二次創作であり、ましやて非公式のものであるなら原作との関連性は重視する必要はない」とする考えと、「例え二次創作であっても東方projectを原作とするならば原作の雰囲気や設定は重視されるべき」とする2つの考え方が存在しており、個々の受け手はこの「二つの東方」と「一つの東方」の間のどこかに存在している事になります。

「二つの東方」の色が最も端的に現れた作品といえば、魔理沙とアリスのクッキーKissでしょう。


弾幕ごっこも異変もなく、原作特有の回りくどい皮肉の混じったセリフ回しなどは盛り込まれず
2010年発表の動画でありながら紅魔中心の全年齢百合本のような出演キャラクターのチョイスに加え、
女の子が集まって仲良くお菓子を作るだけという東方キャラしかいないのに東方らしさがない動画作品の典型例と言えるでしょう。

「古明地こいしのドキドキ大冒険」もまた「二つの東方」を端的に示した典型例と言えます。


原作キャラクターが次々と猟奇的に殺戮されてゆくグロテスクなシーン、鬱要素の強いストーリー展開が主かと思いきや、
友情や信頼に突き動かされ、発狂したキャラクターとの危険な戦闘に身を投じてゆく正気のキャラクターたちなど、どことなく少年漫画っぽい部分もあり、また最終回シリーズではSFアニメや特撮映画を織り交ぜたようなバトルが繰り広げられており、
やはりこいドキも東方キャラしか存在しないのに東方らしくない要素のちゃんこ鍋のようになっている作品と言えるでしょう。

東方龍魂還などスペルカードルールを意図的に無視した二次創作作品もありますが、古明地こいしのドキドキ大冒険においては多数のキャラクターが正気を失っているがためにスペルカードルール自体ははなっから存在しないに等しい扱いとなっております。

東方原作らしさを重視した上でバトルを描くならば、やはりスペルカードルールは健在でなければなりません。
東方鉄飛船では野生の戦車や銀河帝国軍との戦闘はスペルカードルールを無視した戦闘をしており、
原作キャラクター同士の戦闘はスペルカードルール下で行われているという設定になっております。
(第一章のチルノ戦、最終章の霧の湖での連戦など)
スペルカードルールが存在しており、状況によってはちゃんと機能しているという前提で物語を進めているため、
スペルカードルールに抵触する殺傷能力を持つ殺傷性スペルカードに類するスペルカードが存在しています。

「二つの東方」「一つの東方」とどう向き合うか

東方二次創作界隈は二次創作作品の母数が非常に大きいがために原作とかけ離れた作品も多く、原作らしさを重視するファンに快く思われていないという問題があるのですが、これらの「二つの東方」によって初めて東方に触れた人物は潜在的な原作プレイヤー予備軍であるため、原作東方を知っていなくてもまったく東方を知らない人物よりは原作に近い所にいると言えるでしょう。
第11回東方project人気投票の投票結果では、「東方を知ったきっかけ」として約47%の回答者「Youtube・ニコニコ動画など動画サイトで話題になっているのをみて知った」と回答しているため、これらの二次創作がきっかけとなって現在の東方界隈の主力層になるまで定着した面は否定できないでしょう。
原作のクリア率は過去に比べて下がりはしたものの、動画サイト経由で入ってきた層をある程度原作に触れさせることには成功しているので、やはり二次創作作品は東方界隈の補強にかなり貢献したと言えるでしょう。

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